就職活動中の食事面接に失敗しないための心構えや質問内容

就活を進めていく上で食事面接を受けることになった時、どんな心構えで挑めばいいか迷う学生さんも多いと思います。たとえ食事面接でも大事な就職活動ですので、質問に対する答えやこちらからの逆質問など対策を練ることは重要ですね。もちろん、言葉遣いなどのマナーを守ることは必須です。ランチを食べながらの会話というシチュエーションでも気を抜かないようにしましょう。この特集では食事を介した面談を受ける時に覚えておきたい内容をお教えします。

最近増えている食事面接、その心構えとは？

「スーツで着飾った姿ではなく、ありのままの学生を見たい」という声により、最近ではランチなど食事を介した面接を導入する企業が増えているようです。食事は人間の素顔がよく出やすい場面とも言われているため、面談形式で対話することにより、ありのままの姿を垣間見ることができ、効果は大きいといわれております。しかし一方の就活生は「食事面接！？そんなの初めてだし、どういう心構えで望んだらいいか分からない・・・」と思っている人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そのような食事面接で失敗しないための心構えや、予想される質問内容などを紹介します。

ありのままが一番！

心構えに関しては、ぜひ「ありのまま」で望みましょう。なぜならば、企業側が素の学生を見たいと思い、食事面接を採用しているからです。服装が私服指定であるならば普段着がいいでしょう。服装に限らず、変に着飾って望んだところで、企業側の人事は「この学生は少々無理をしているな」というように学生の違和感にすぐに気付きます。普段の自分に自信をもち、面接ということをあまり意識せず、むしろランチを楽しむ気持ちで望みましょう。

ただし、面談の内容以前に、食事のマナーには要注意です。箸の使い方など基本的なことに気をつけ、不快感を与えないことが大切です。

どんなことが聞かれるの？

このような食事面接では、形式ばった質問は少なく、どちらかと言えば就活生の本音や想いを中心とした話題で質問されることが多いです。これは、先ほども述べたように、ありのままの学生の姿をもとに選考をしたいという企業側の想いによるものです。しっかりと業界研究・企業研究を行い、「自分なら将来この業界をこう引っ張っていきたい」という強い想いをもって臨みましょう。

分からないことはしっかりと「分かりません」と言うことも大切です。「パーフェクトに受け答えしたい、成功したい」「失敗したくない」と思って無理に答えるよりは、正直に答えましょう。社会人として新たな企業に入社すれば分からないことだらけです。分からないことは分からないとしっかりと言えることも立派な心構えのひとつです。

以上のように、何度も繰り返してきましたが、ランチなどの食事面接では「ありのまま」の姿で望むことが一番です。それでご縁がなかったとしても落ち込む必要はありません。「面接時に無理に着飾り、入社後ミスマッチを感じて転職・・・」という就活の失敗を防ぐためにも、素の自分を評価してくれる企業を探していきましょう。