お花見の場所取りのコツ
場所取りも、幹事さんの大切な仕事のひとつ。
そのための準備、情報収集はぬかりなくしておきたいものです。
まずはお花見を実際にする場所(公園など)について、ネットなどでリサーチします。
公園の管理局に直接電話するのもよいでしょう。
とくに下記の点は、必ず事前に確認しましょう。
・お花見が出来る場所の確認
・お花見が可能な時間帯
・場所取りのルール
・トイレの場所
・ゴミ箱の場所
・桜の木の場所
・人数に合ったスペースが確保できる場所
・地面が極端に凸凹していない場所
できればお花見当日ぶっつけ本番でなく、前日あたりに「下見」ができるとよいでしょう。
また、事前に参加者の出欠をしっかり確認し、人数を把握しておくとよいでしょう。
お花見の場所取りのための基本的な「備品」は、下記の4点です。
・シート
(実際に使う広さのサイズを準備。参加人数以上の不必要なスペースを占拠することは、
マナー違反です)
・ガムテープ、または重石になるようなもの
・紙とサインペン
・自分の防寒グッズ・食料・飲み物
良さそうな場所を選んだら、あるいは目当ての場所に着いたら、ビニールシートなどを人数分と荷物分が収まるように敷き、ガムテープや重石などでしっかり固定します。
前の人のゴミが残っている場合に備えて、軍手やほうきを用意しておくと便利でしょう。
その上で、画用紙サイズほどの紙にサインペンで下記の項目を書いて、ビニールシートに直接貼ります。
・使用日時
・使用時間
・団体名(または代表者名)
(空の段ボール箱の中にペットボトルなどを入れて重石をし、その段ボールにも同じ紙を貼りつけておくと、「立体看板」の役目を果たしてくれるのでより良いでしょう。)
その場所によってルールが違いますから、必ず事前に確認をし、共有スペースであることを
意識しながら、あくまでもぬかりなく、しかも正しいマナーにのっとって行いたいもの。
どうか楽しいお花見になりますように・・・。
お花見の後片付け
見た目華やか、おいしくてついお酒も進むお花見弁当。食べている間はお料理の背景を彩る器だった「容器」も、宴会の後は当然、「使い捨て容器」として(多くは燃えない)ゴミになります。
取り分けの紙皿、アルミ皿、空き缶、空きビンもしかり。これらは、最低限、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「リサイクルゴミ」の3つには分けて持ち帰りたいもの。
お花見の会場が含まれる行政区では、そこに住んでいる人が税金を払って、ゴミ回収車を走らせています。
その日だけのお客様として桜に「お呼ばれ」した後は、自分たちの出したゴミは、ちょっと大変でも持ち帰るようにしましょう。
周囲に迷惑をかけない楽しみ方
お花見宴会は、公共の場、共有スペースで行う「集会」です。
ぜひとも「大人のマナー」を心がけましょう!
1.必要以上に広いスペースを占拠することは、他の観桜客グループに対してもマナー違反です。
参加人数+荷物の分に相応の面積を使うようにしましょう。
2.桜の「根」にシートがかからないようにしましょう。
もちろん、「枝」を折ったりしないように!
参加者に「マナーを守ってもらう」ことも幹事さんの大事な仕事のひとつですね。