派遣先のランチミーティングの扱いは休憩？ それとも業務？

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派遣先での休憩と会議を兼ねたランチミーティングの違い

ランチミーティングはいうなれば会議を兼ねた昼食会と考えるべきです。派遣先で出席を、と言われた場合、昼休みなしであると考えておくべきでしょう。おいしい食事が出るにしても、休む時間が削られることになります。

派遣先の仕事内容ではこうした機会があることも少なくはない方もいます。予めきちんと把握しておくこと、すなわち打ち合わせや仕事の面談の際に打診しておくことをおすすめします。そのため契約内容も考えて、出席すべきなのかも考えなければならないのです。

出席しないと業務に差支えがある、あるいは緊急で出席し意見交換を行うことで、仕事が円滑に進むこともあり、直接の上司に命じられた場合なら、出席をしたほうがいいですね。一見、なんでもなさそうですが、意外と判断は難しいといえます。

派遣先との契約で職場の昼休みや会議はどうなっているかを確認しておく

休憩時間の契約や業務内容の契約に関して、ランチミーティングがどうなっているのかは、きちんとチェックしておくべきです。派遣社員は基本として契約内容以上の仕事を引き受けることが許可されていません。

ランチミーティングの時間は業務時間とみなさず、休憩となるという考えでなければいけないかどうかも、派遣会社の営業担当者にきちんと聞いていくことも必要になります。もしも休む時間を当てないといけない場合は、業務内容や条件で違反が起こると考えるべきです。

業務上、ミーティングに出席しなければならないという契約内容で、業務時間が一致していれば問題はありません。しかしながら休憩時間を会議に当てるということは、明らかに、派遣されている会社の契約違反になるからです。あまり普段は考えないかもしれませんが、重要なことです。

基本的に派遣社員にはランチミーティングは休憩時間ではなく業務になる

昼休みをきちんと取ることも、派遣される側の権利です。この時間は仕事を休む時間ですし、食事をきちんととる時間でもあります。職場から少し離れてリフレッシュすることもいい方法でしょう。派遣社員なりにきちんと権利はあるのです。

派遣されている相手に関して、契約があることを知らない派遣先の相手もいます。契約内容を踏まえてもらえば、ランチミーティングも会議の一種で、業務時間にあたると知っておくことも必要です。職場の雰囲気も大事ではあるのですが、契約違反を避けるようにしましょう。