上司とのランチは割り勘でいいの？会計時のスマートなお金のやり取り

上司とランチの支払いに迷った時のスマートな行動

上司にランチに誘われたあなた。食べるだけ食べたあと、支払いはどうしていますか？友達同士なら、「レジで割り勘」、もＯＫですが、ビジネスシーンではそうはいきません。今回はそんなシーンでよくある、上司とのお昼のランチ後の支払いについてのマナーをご紹介します。

上司とランチなどの食事をした際、支払い時にまず気をつけたいのが伝票です。伝票は、絶対に上司に持たせてはいけません。確実に上司にご馳走してもらえるとわかっている状況でも、会計の時には伝票を手に取り、一度は財布を取り出すのがマナー。「お金を取り出す姿勢」をちゃんと見せるようにしましょう。どんな状況でも、自分の分の代金は自分が支払うという姿勢を見せることが上司の目に人として誠実に映り、好印象を与えます。

これで安心！上司とのお昼も安心の割り勘テクニック

次は上司との食事後、割り勘にするテクニックです。前述した通り、上司が会計を支払ってくれた場合のポイントは2つです。

1つめのポイントは伝票を手にしたとき、だいたい自分の分のお金はいくらくらいなのか、確認しておきます。そして、2つめのポイントは上司がお会計を支払ってくれたあと店を出たときです。この際にさりげなく「ありがとうございました。」と一言を添えて、自分の分のお金を上司に手渡しましょう。ここで、上司が受けとるか、いやおごるからと返答するかは、そのとき次第ですが、割り勘にする場合は、とにかく会計を済まし、店を出てから代金を渡すことがポイントです。

こうすることで、上司の面目も立つので、部下としてあなたの上司に対する態度がしっかり伝わるのです。

会社に戻ってからが勝負！ランチのお礼は職場で伝える

上司とランチを共にし、おごってもらった場合、どのタイミングでお礼を伝えるのがベストなのでしょうか。お店を出てすぐというのも、もちろん良いでしょう。しかしもっと効果的な方法があるのです。

それはズバリ、お昼休みが終わり職場に戻ってからの夕方に伝える、ということです。上司の帰宅時間を見計らって、「今日は本当にありがとうございました。ご迷惑でなかったらまた誘ってください。今日はお疲れさまでした。」と、1日をお礼の言葉で締めてみましょう。おそらく上司にとってもお礼の言葉を聞くと、1日の疲れも癒され気分良く帰宅でき、あなたに対し好印象を抱くでしょう。

この他にはメールなどでお礼をするテクニックもありますが、その日のお礼はその日のうちに言うのが一番スマートな方法です。