秘書が選ぶお弁当特集
役員会議や来客をもてなす接待に選ぶお弁当のポイントをベテラン秘書に聞きました。秘書ならではの気配りはお弁当選びの参考におすすめです。
ベテラン秘書に聞きました!お弁当選びの3つのポイント
秘書の方は、役員会議や来客をもてなす会に、失礼にあたらない、品のよいお弁当選びをこころがけるもの。選ぶときの基本は、「社長がしてほしいことは何か」を先回りして考えること、参加者の方に少しでも不自由な思いをさせないこと、できるだけみなさんに「おいしかった」と満足していただくことです。秘書の方たちが、具体的にどんな気配りでお弁当を選んでいるのかをまとめてみました。
1.やっぱり和食
白米やしょうゆ味、味噌味、昆布出汁が苦手という方は少ないこと、口の中に後味が残りにくいことなどから秘書の方に選ばれることの多いのが「和食弁当」。繊細な手間が惜しまれないものが多く、季節の表現で一期一会の心を伝える和惣菜は、格の高い席にも安心ですね。
- 試食会での秘書の声
美しくて品のあるおいしい和食のお弁当、いつも探しています。会議のお弁当、あるいは上司の執務中の昼食には、特別なリクエストがないかぎり和食を選んでいます。揚げる、煮る、焼く、といろいろなお惣菜が入っているお弁当は、好きなものを選んで食べていただけますし、接待の多い役員は胃が疲れていることもあるでしょうから、味も優しいものが喜ばれますね。
2.おかずは一口サイズが上品でよい!
いくら美味でも、食べにくくては歓談・議論しながらの食事に向きません。ですから秘書の方たちに選ばれるのは、細かな仕切りに小さな食材や一口サイズのお料理を収めたタイプのお弁当です。仕切りの数だけお惣菜の種類があれば、好き嫌いがあっても選べるので安心です。
- 試食会での秘書の声
会議中の食事のときは、なるべくお話を邪魔せず、スマートに口に運べるお料理が理想です。お箸で切りにくいおかずは会議中はなおさら食べにくいでしょうし、大きな口をあけて食べるものを人前で食べることを躊躇する方もいらっしゃいます。その点、小仕切りに入った小さいおかずなら、一口でサクッと食べていただけるので、会議のご出席者も、私も安心です。
3.会議にお茶は必須です!
商談・会議のお話の邪魔をしないよう、スマートにお出しすることは来客へのお茶出しの基本です。昼食も伴う会議にはお弁当とペットボトルのお茶に紙コップを添えてお出しするのが一般的になってきました。人数分のお弁当と一緒にお茶を手配すれば当日も安心です。
- 試食会での秘書の声
温かいお茶を急須でお出しすることもありますが、最近は好きなタイミングに飲みやすいよう、ペットボトルのお茶をお出ししています。常温の方が会議中は飲みやすいので。お弁当を手配するときはペットボトルのお茶も一緒に手配することが多いですね。かと言って人数分のペットボトルのお茶とお弁当を1人で運ぶのは大変なので、宅配弁当はよく利用しています。
秘書がお弁当を手配するときには?
■頻度

■用途

まとめ
アンケート結果によれば、役員会議や社外の方を交えての会議にお弁当を手配することが多いようです。秘書のみなさんは、予算の範囲内で相応の品格を感じさせるお弁当を手配するベテランなのですね。食べる方の年齢層は様々ですが、会食の多いグルメな役員や企業のトップを満足させる、おいしいお弁当を発掘するところにも秘書の手腕が問われます。あわせて、頻度は「月1」が最多。そんなに頻繁ではないけれど、逆にみなさん、「これぞ」というお弁当情報に常にアンテナを張り、情報収集を欠かさないようです。
役員会議や社内会議に、おすすめなお弁当をご紹介



